【かに座木星からのアドバイス】あなたの持つ豊かさを手に入れるために、今できること

今年も実りの秋がやってきましたね。日中はまだ少し暑さが残りますが、夜になるとひんやりと肌寒く感じます。季節の変わり目ですので、体調を崩さないようお氣をつけください。

9月21日（日）の「癒しの占いマルシェ」には、遠方からも多くの方にお越しいただき、新たな出会いにも恵まれた一日に心から感謝いたします。お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

ご相談の内容は十人十色でしたが、初めは心配そうだった表情が、鑑定や相談を終える頃には皆さま笑顔に変わっていたのが印象的でした。そのおかげで、私自身もとても心が満たされるひとときを過ごさせていただきました。

皆さまが抱える悩みや願い、不安、心配、迷いは、最初は無意識のうちに絡まって整理されていない状態です。しかし、鑑定でお話を伺いながら深掘りしていくと、自分の氣持ちが少しずつ整理されていき、心の霧が晴れていくように見えます。

これは、実はとても大切なことなのです。なぜなら、悩みや不安を解消する鍵は、相談者自身が「自分のこと」をちゃんと見つめることにあるからです。もちろん、鑑定師が寄り添い、リーディングを通して解説し、アドバイスしますが、私たちは日々の忙しさの中で、自分自身の心に抱えた様々な氣持ちを、ついおざなりにしがちなのです。

私たちの悩みのほとんどは、人間関係にあると言われています。

普段から他者との関係性に氣を使いすぎる方ほど、自分の氣持ちを確かめる余裕がなくなり、「自分らしさ」を見失ってしまいやすいものです。

人間関係がこじれてしまったとき、つい相手のあり方を主張することにばかり専念し、自分自身の氣持ちの整理がおろそかになってしまうことがあります。対人関係において、相手を変えることは簡単ではありません。それは家族であっても同じです。

大切なのは、「あなた自身が、その状況を通して何に氣づけるのか？」という点です。たとえ相手を責めても、同じことを繰り返す可能性が高いでしょう。

もしあなた自身が変わり、自分の氣持ちを大切にできるようになれば、相手も少しずつ変化していくものです。時には関係性が変わる（決別も含む）こともあるかもしれません。しかし、自分の氣持ちに正直でいることで、あなたのありのままの価値が相手にも自然と伝わっていくはずです。

これは我欲的な思想を勧めているわけではありません。ただ、素直でいられることこそ、あなたらしさの反映です。「あなたはそう思うけれど、私はこうしたい」「私はその方が自分らしいから」と、自分の氣持ちに正直でいられる関係性を築くことを恐れないでください。そうでなければ、健全な人間関係は築けないでしょう。

人と人との関係には、季節の変わり目のようにバイオリズムがあります。いつも波長が合わないと「おかしい」と思うのはナンセンスです。様々な波を体験し、乗り越えてこそ、私たちは人生の深みを増し、共に成長していくのです。

私たちは、先祖代々、両親のDNAを受け継ぎ、運命の月日が刻まれて生まれてきます。双子であっても、すべてが同じ運命にはなりません。その人固有の、たった一つの奇跡が、この人生の様々な体験を通して描かれていきます。それこそが、すでに奇跡の始まりなのです。

たしかに、人生はあなたの思い通りではないかもしれません。しかし、そんな時ほど、何か大切なことに氣づいていないことがあります。また、失敗や恐れを抱くことも、あなたに必要な氣づきや勇氣を与えるための道しるべと言えるでしょう。

夢を描き、希望を持ち、そして落ち込む。私たちは、日常生活でいかに豊かな生活が送れるかを指標にしがちですが、それが「本当の豊かさ」かと言えば、そうではありません。何かを得れば、「もっと得なければ」と思うのが人間の心理ではないでしょうか。

紆余曲折であっても、様々な体験を通してあなたが味わったこと自体に、あなたの人生の価値と豊かさが眠っています。いつも順風満帆にはいきませんが、そうして出会う人間模様も、やがてあなたにとってかけがえのないものになっていくのです。

ただ、目の前の出来事を否定的な視点だけで見ていては、なかなかそうは思えません。

だからこそ、自分らしさを知ることが大切なのです。自分のことを大切にできるようになれば、物事に必要以上に固執せず、もっと多角的に考える余裕も生まれてくるはずです。

そして、あなたの人生の季節を知ること。人生には波があります。春夏秋冬が毎年訪れるように、あなたの人生にも季節があるのです。

自分らしさを受け入れ、あなたが今どんな状況にあるのかを知ることが、どれほどの豊かさをあなたにもたらすでしょうか？それはあなたの想像を遥かに超えるかもしれません。なぜなら、すべてにおいてバランスが整うからです。

この世界は陰陽で成り立っています。そのバランス感覚をあなたが知ることによって、今まで以上の豊かさがあなたに流れ込んでくるでしょう。不必要なことは避け、出会う人との関係性なども含めてバランスを図ることが、本来のあなたの本当の豊かな人生の本質と言えるのです。

刻々と変化している時代の真っただ中にある私たちは、もっと自分の人生に真剣に考える必要があります。なぜなら、これまでの社会のあり方を主体とした生き方から、2026年にはさらに大きな変革がもたらされるでしょう。土星や海王星が本格的に牡羊座入りし、社会の今までの価値観も季節が移ろうように変わっていきます。ほかの外惑星（冥王星や天王星）もすでに再スタートへと向かう流れにあり、私たちの実生活にも変容を促します。

来年になると過去を振り返っている暇はもうありません。前に進むしかないのですから、「第二の人生を歩むような感覚」がすでに現実に染まりはじめます。

そのようなことから今年の10月は、未来の行く末を予測する中で、幾分落ち着いた状況にあります。そして、かに座木星（拡大と豊かさの星）の恩恵にも触れられそうです。
この時期は、堅実的な視点で地に足をつけた行動が求められる時。
少しずつ2026年の流れをあなたの心中に浸透させていくことがいま大事になってくるでしょう。

2026年になってから「どうしようか…」と悩んでいては遅いかもしれません。また、今年中に終わらせておくべきことが普段より多い可能性もあります。

そのような状況にあり、この10月はぜひ「心の整理」を進めてください。冒頭で話したように、自分の氣持ちに正直になっていくことで、その後の流れや、「何をどうしたいのか」といった決断もしやすくなるでしょう。

さあ、2026年のあなたは一体どんな再スタートを迎えるのでしょうか？

もしご自身の2026年の人生の季節が氣になる方は、ぜひ「2026年のあなたの人生の季節」に注目してみてください。まだ自分の守護神を知らない方は、まずはあなたの守護神鑑定（無料）を試してみてくださいね。

10月15日（日）～17日【神嘗祭】

10月の「神嘗祭（かんなめさい）」は、その年にとれた新米を伊勢神宮にお供えし、収穫への感謝を伝える大切なお祭りです。11月には「新嘗祭（にいなめさい）」が行われ、全国の神社で新米を神さまと一緒にいただく行事が続きます。秋は実りを喜び、感謝を伝える季節ですね。日本人の稲作の文化は今も息づいています。日頃から稲と向き合う農家さんへの感謝の気持ちも忘れずに。