新しいスタートを踏み出す4月。過去・現在・未来を解き明かす、あなたの５柱の守護神をお伝えいたします

3月末、海王星がついに牡羊座へ移行しました。
公転周期が164年という長いサイクルを経て牡羊座にたどり着いたこの天体の動きは、社会に対して大きな変化を、緩やかに、しかし確実にもたらしていくことが予測されます。

今年7月には海王星が逆行を始め、牡羊座と魚座を行き来する動きに入ります。
その際、現在牡羊座へと移行中の土星とも合（コンジャンクション）となり、すぐに土星も逆行を始めるため、魚座が持つ潜在的な曖昧さと、牡羊座が象徴する本能的な自我との間に、強いギャップが生まれるそんな変容の時期を私たちは俯瞰することになるでしょう。

ちょうど3月29日の牡羊座新月では日食も起こり、社会的な視点から個人的な自我の視点へと、意識の重心が移っていくタイミングです。
これにより、もっと身近な問題にフォーカスし、自分の力で解決しようという衝動が湧き上がってくる可能性が読み取れます。

さらに4月に入ってしばらくは、金星と水星も魚座で逆行しており、この絶妙な惑星配置のもとでは、これまで問題視されなかったことが表面化したり、ちょっとしたきっかけで大きな揺り戻しが生じたりと、振り回されるような不安定さを感じる局面もあるかもしれません。

このように、大変複雑で、運命的とも言える切り替わりの時期にある今
最も大切なのは、あなた自身の人生観や価値観に基づいて、新たなスタートを踏み出すこと。
星たちは、そんなあなたの勇気をそっと後押ししてくれているようです。

海王星が魚座を離れ、牡羊座へと移行することは、私たちにとって、個人的な感覚レベルでは非常につかみどころのないものとして、意識的な切り替えを促す出来事となるでしょう。
というのも、海王星は魚座の支配星であり、魚座に位置しているとき、その影響力は他の星座にあるときよりも、はるかに深い潜在的テーマをもたらしていたからです。

その海王星が牡羊座へと移行するということは、これまで社会的な価値観によって描かれていた夢や希望、権威、肩書、他者の視点に基づいた優生思想など、「与えられてきた価値観」に対して、違和感や疑問を感じるようになり、純粋さゆえに自意識過剰になってしまったり、そこから逸脱した思想の転換が起きたりといったことが、今後徐々に表れてくると考えられます。

また、これからは衝動や意図に基づいた能動的な働きが、次第に強まっていくことも予想されます。
ただし、それらはすぐに目に見える形で変化として現れるものではなく、まずは発端として、あなた自身の内側において、問題意識の芽生えや、明らかになった出来事に対して生まれるアイデア・主張・反発といった動きが起きてくるでしょう。
そうした中で、あなた自身のアイデンティティが少しずつ輪郭を持ち始める、まさに「作用」と「反作用」の力が働くときなのです。

そして、どうか覚えていてください。
いずれにせよ、あなた自身の意思決定によって、物事は「運命づけられる」可能性があるということを。
これまでは避けられなかったような事柄にも、今ならば意思によって距離を置いたり、断ち切ったりすることが可能な時期なのです。

たとえば、学校で教わってきた常識や、社会的な規則、家族・夫婦間でのルールなど
これまでの人生の中で与えられてきた「当たり前」のフィールドの中に、あなた自身が「腑に落ちない」と感じているものがあるならば、
それを手放すこと、新たな価値観へとシフトする衝動や決意が、自然とあなたの内側から湧き起こってくるでしょう。

それらはすべて、あなたの感性、そして個性として、もともとあなたに備わっているものです。
そして今、あなたの意識はそれを変えようとして動き始めているのです。
それこそが、新しいスタートへとあなたを導いていくことになるのです。

みずがめ座時代へと至る過程の中で、私たちは「内観すること」の大切さを、誰もが感じざるを得ない時間を過ごしてきました。
走馬灯のように過ぎていく時間の中で、私たちが今まさに体験している「現在」という瞬間にも、その流れの影響は深く絡んでいます。

それを大まかに時系列でとらえると、「過去」「現在」「未来」のいずれかに意識があると言えるでしょう。
けれども、私たちの多くは、つい「過去」や「未来」に意識をフォーカスしがちです。
「今この瞬間」に意識を向けるというのは、簡単そうでいて、実際にはなかなか難しいことなのかもしれません。

このことについては、以前にも少しお話したことがありましたが、人の「意識の変化」は年齢や成長とも深く関係しています。

たとえば、10代くらいまでは「今ここ」に意識を向けやすいものですが、20代以降になると、自分の未来、目的や願望、希望といったものへの意識が高まり、
さらに人生の後半に差しかかる頃には、徐々に「過去」への意識が強くなる傾向が見られます。

こうして、人の深層心理や人生のサイクルをたどっていくことで、見えてくることがあるのです。
それは、自我の発達とともに、自己と他者の関係性の中で、さまざまな感情や経験が生まれてくるということでもあります。

さらに言えば、そうしたサイクルは、世代ごとに異なるリズムで人生に反映されているのです。
それは、あなたの「生年月日」と「生まれた時間」によって紐解くことができます。

『八百万の神開運暦』には、あなたの「過去」「現在」「未来」を全体的に俯瞰して見ることができる五柱鑑定書があります。

あなたのベースとなる「同一の守護神」だけでなく、
「思考神」「社交神」「護衛神」「希望神」といった神々が、あなたの人生を構成しています。

そして、これらの神々は、あなたが生きてきた世代ごとの意識の流れにも重ねて読み解くことができるのです。
それが、五柱鑑定書の魅力であり、人生における深い気づきをもたらす鍵にもなっています。

五柱鑑定書をひも解くことで、あなたの10代、20代、そして40代以降といった年代ごとの意識の比重や、「過去・現在・未来」における傾向が、より明確に見えてきます。

もしそれらをあなた自身が把握できたなら――
あなたの思考がどのように作用しているのか、
あなたの社交性がどのように働いているのか、
また、ピンチに陥ったときの振る舞いや、
あなたが望んでいる人生の方向性などを、多角的に俯瞰することができるでしょう。

五柱は、それぞれ以下のように人生の局面ごとに位置づけられています。

1. 思考神：生まれてから１０代までのあなた
2. 社交神：２０代から３０代までのあなた
3. 同一神：４０代からのあなた
4. 希望神：老後のあなた
5. 護衛神：ピンチの時のあなた

これらの詳細については、別途解説もありますが、こうしたあなたの人生のサイクルを大まかにでも把握しておくことで、
日常生活の中で感じる違和感や、人間関係の中で生まれる影響・価値観の違いなども、俯瞰して捉えることができるようになります。

そして何よりも、あなた自身の理解を深めることが、
「どうすれば願望を実現できるか？」「どのように自己発揮をしていけばよいか？」といった問いへの道しるべにもなっていくでしょう。

また、あなた自身だけでなく、あなたの大切な人たちについても、五柱鑑定書を通してその人の人生の流れや、各年代における意識の状態、相互の関係性まで理解することが可能になります。

『八百万の神開運暦』では、古事記に登場する神々の特性を知ることによって、
あなたの守護神がどんな考え方や素質を持った神様なのかを知り、
それを通してあなた自身の性質を深く探求していくことができるのです。

こうして、五柱を活用することは、あなたの内観をより深めることに繋がり、
人生をより豊かに、意味あるものへと導いてくれることでしょう。

海王星の新しいサイクルが巡る4月のスタート。
それは、あなた自身の人生においても“新しいサイクル”が準備されているサインかもしれません。

そしてその流れは、あなたの個性を次第に開花させるために必要なプロセスだとも言えるでしょう。

海王星は、夢や希望を与えると同時に、その実現のために、「自分自身の生き方」を見つめ直し、整理・調整していくことを促す星です。
他者の視点に合わせて作られた“コンフォートゾーン”にいる自分に、気づき、そして自ら目覚めていくタイミングでもあります。

今回の海王星の牡羊座への移行は、「個」としての純粋な意図や、直感・感性といったあなた本来のチカラを引き出していく流れに入っています。

今はまだ、うまくいかないことがあったとしても、それを始めるきっかけ、あるいは終わらせる決断につながる「動機」と出会えるのは、“今”かもしれません。
過去を引きずるよりも、未来に向かって進むことが後押しされている今だからこそ本来のあなたの素質・才能・能力に目覚める、そんな4月のスタートにしてみてくださいね。

まだ守護神鑑定を一度も受けたことがない方は、ぜひ下のボタンから無料で守護神鑑定をお試しください。
まずは、あなたの人生を導く守護神を知ることから始めてみましょう。

4月8日（火）花まつり

お釈迦さまのお誕生日です。
春の花々で華やかに飾られたお堂に甘茶をそそいでお参りする、やさしく穏やかな仏教行事。
この日は、桜や藤、皐月などの春の草花を愛でるのにもぴったりの時期です。

また、子どもたちの健やかな成長を願う日でもあり、地域によっては「稚児行列」が行われるところもあります。
日頃の感謝の気持ちを込めて、ぜひ花まつりに参加してみてくださいね。