2022年も残すところあと1ヶ月。より良い年の瀬を送るための12月開運便り

二十四節気（にじゅうしせっき）において、冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い日です。

今年2022年の冬至は12月22日（木）ですが、旧暦では冬至は11月の中旬頃でした。

冬至祭が全国各地で行われ、一陽来復（いちようらいふく）に伴う行事が行われてきました。

一陽来復とは「周易本義（しゅうえきほんぎ）」に由来し、陰が極まって、陽が復すという意味から、冬が終わり、春が再来する（節分の頃）ことを示す言葉です。

古来から太陽を崇める信仰によって、一番その太陽の日が弱まる日から、次第に太陽が強まるこの境を「冬至」とし、運気を転じる「上昇運氣」と捉えていたのです。

それが、太陽の生まれ変わる日として、昔から運を上昇させるための工夫を生活習慣のなかで養ってきました。

先人の知恵に学び、運気上昇に向けてより良い一年の締めくくりとしていただけたらと思います。

みなさまが、今年一年を振り返り、より良い来年を迎えるための開運便りをお届けいたします。

古くからある『ゆず湯』に入る風習は、ゆずの香りに邪気を祓う力がある、風邪をひかない、免疫力アップ、お金の融通がきくなどいわれています。

昔は毎日入浴していたわけではないため、冬至に入るゆず湯は風邪をひかないように冬を乗り切る意味などが込められていた、禊（みそぎ）の行事だったのです。

柚子を湯に入れるのは、長い年月をかけ冬に柚子の収穫を迎えることからも、長い苦労が実を結ぶという縁起と、柚子の強い香りが身体を清めることや身体を温める効果に優れていたからです。

この意味を知って冬至にゆず湯に入り、身を清める『禊（みそぎ）』を行ってみてはいかがでしょうか。

そしてこの時期、乾燥肌でお困りの方にも、ゆず湯はおすすめです。
柚子は肌を守るビタミンCが豊富で保水性を高め、抗酸化作用により、乾燥肌の予防や老化予防にも期待できます。柚子の香りで心身ともに温まって、リラックスを促してくださいね。

冬至に食べるといい七種は、2つ「ん」のつくものを食べると「運氣が倍増する」という、縁起担ぎによる食べ物です。

• なんきん（かぼちゃ）
• れんこん
• にんじん
• ぎんなん
• きんかん
• かんてん
• うんどん（うどん）

中でも良く知られているのは、かぼちゃ（南瓜）ではないでしょうか。

かぼちゃの旬は夏なのですが、長期保存が効くかぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富で風邪予防にもつながることから、寒い季節にも相応しい食べものとされてきました。
漢字で「南瓜」と書きますが、これも陰の「北」から陽の「南」へ向かう、冬を乗り切るための栄養を付ける食べ物として、賢人の知恵が今もなお活かされています。

このように「ん」がつく食べ物を縁起担ぎとして捉えたのは、「いろはにほへと」の最後に「ん」が来ることから、冬至の一年を締めくくる日に食べることで、栄養を蓄え冬を乗り切るという所以からきています。

年末は一年をしめくくる上でのご挨拶も多い月ですね。
神事においても、一年の穢れを払い、新年を迎える準備が着々と行われます。

まず、12月13日（火）の『正月事始め』には、神棚や家の中の埃や汚れを祓い大掃除をスタートし、27日（火）までに済ませます。
28日（水）には門松、しめ縄、鏡餅など正月飾りを飾ります。29日（二重苦）と31日（一夜飾り）に飾るのは避けましょう。

大晦日の夜は家長が古で氏神神社⛩に籠り年神さまをお迎えしていた習わしがありました。年神さまを迎えるコト、礼節を持ってお迎えするコトが重要とされました。

何よりの開運となるのは「神恩感謝のお礼参り」。
⛩学校や会社がある地域を守る土地神神社
⛩住んでいる土地の土地神神社
⛩習い事やサークルの教室などがある場所の土地神神社
三社にクリスマスが終わり初詣までの時期にご挨拶にお礼参りに行くのが開運の秘訣と云われております。

31日（土）には、心身を清めて新年を迎える願いが込められている、年越し蕎麦で新年を迎えましょう。
年越し蕎麦は、江戸時代に広まったとされる風習で、蕎麦はほかの麺に比べて切れやすいことから一年の厄災を断ち切る意味として年越し前に食べられていました。

2022年も残すところ1ヶ月となりましたが、花音 守護神鑑定師 優花を始めたこの一年間、鑑定を通じてみなさまのご相談に対応していく中で、来年はもっとみなさまの期待に沿えるよう、より充実した鑑定を目指していきたい所存です。ご利用いただきましたみなさま、誠にありがとうございます。

また来年に向けて、一年の穢れを断ち切り、新たな門出を迎えていきましょう。

リーディング概要
来年の運勢が気になる方に！八百万の神開運暦で見る、あなたの2023年の運勢。あなたにとっての2023年の開運法についてお伝えします。

運が良いか悪いか？に囚われがちな方は多いかもしれません。
自らの一霊四魂に関心を示して、自らの内に福が有るというコトに氣づくきっかけになればと思います。

※セッション時間はおよそ1時間です。

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12月31日（土）【年越の大祓】
「開運の第一歩は厄祓いから」
一年の穢れを祓い、福の神・年神さまをお迎えする準備をしましょう。
年越の大祓で思い通りの一年でなかったと思う運は清め祓っておくコト。