6月下旬夏越の大祓　揺らぐ大地のお清めに。そして、不安や心配ごとを解消するための最善策とは？

今年2023年も、もう後1ヶ月で、折り返し地点に。

早いものですね。
あっという間という言葉がどこからか聞こえてきそうです。

夏越の祓は、一年の前半を無事に過ごせたことに感謝するとともに、その半年間の罪、穢れを祓い清める儀式として全国各地の神社で、6月の晦日に大祓式が行われます。

お近くの神社でも、夏越の祓に、茅の輪くぐりや人形・形代（かたしろ）などによる大祓式が行われていると思いますので、氏神さまにお立ち寄りいただき、是非大祓式を各自でされてくださいね。

そして、近年世界各地で地震や噴火が頻発の傾向にあることも、誰もが頷くのではないでしょうか。また、これから6月に入ると日本は、台風、梅雨シーズンとなるにつれ、降水量も気になるところ。

災害の心配はやはり局地ではなく、もはや日本全国各地でそれぞれ心配や不安を持ってしまいやすい傾向があります。

もし、その不安や心配がどこかにある場合は、それをそのままにしておかないということがとても大切です。

不安や心配に繋がる懸念材料は、自ら思いつく限りで尽くすことが出来れば「心の負担が軽減される」からです。

「備えあれば患いなし」というように、備蓄をしたり、いざという時の避難具を揃えたり、避難経路をちゃんと把握しておくということをすることができれば、そもそものその「不安や心配が、いつの間にか心の余裕に繋がる」からです。

私たち日本人は一年を通して6月と12月に、大祓の儀式を行い、罪、穢れを祓清める神事を行ってきました。

それはもちろん神話に遡る古い歴史のもと日本人の精神に通じるものがあり、どの時代においても大切なのは、一方的な神頼みではなく、むしろ「人事を尽くして天命を待つ」ということなのです。

夏越し祓の参拝も、心の不信感、わだかまりがもしもどこかにあるならば、それを顕にして、穢れを祓い清めてもらいましょう。

私たちは、常日頃からいろんな経験を通して、心配や不安をそのまま放置せざるを得ない状況に立たされることがあります。

多くは、過去に起きたこと、また未来の不安です。

ここで少しだけ思い出してみて欲しいことがあります。

子供の頃、大体5歳くらいまでのあなたは、未来について心配したことはありましたか？

また、あなたが20代くらいのころ、過去と未来どちらを意識していたでしょうか。

この記事を読まれている読者により年齢は様々ですが、

もし、あなたが70代くらいだったら、そのあなたは、過去と未来どちらを意識しているでしょうか？

この質問は70代以上の方でないと語ることは出来ない質問と思います。

ただ、そのことはあまりここで重視したいわけではありません。

それよりも、気付いてほしいことがあります。

一番重要なのは、こどもの頃の記憶です。

あなたは、こどもの頃、未来のことや過去のことをどれだけ心配していたでしょうか。
多くの場合、精々でも明日は、○○くん（ちゃん）と遊ぶことくらいでしょうか。
過去に何かあっても、明日も明後日も心配し続けていたでしょうか。
ほとんどの場合、精々自我が芽生えるころぐらいまでは、心配や不安というのは皆無、精々漠然としたものではなかったでしょうか。

なぜ、20代と70代それぞれの過去・未来について質問したのかというのは、
20代の世代にとっては、ちょうど人生設計を立てようという意識が強まる年齢です。ですから、未来に意識を向けやすい時期と言えます。将来何がしたいのか？考えたことが誰でもあるかと思います。

そして、70代になると…今度は自分の人生（過去）を振り返る。
これは、現代社会の年齢層に合わせて伝えているので、およそ70代ということでここではお話しています。

私たちは、大人になるにつれて、未来や過去をどれだけ意識して生活しているのかは、ほとんど無意識のレベルであり、それは計り知れないくらいあるのではないでしょうか。ただそのことを不安や心配の材料にしているのですが、本来それは、すべてが幻想でしかないのです。

そして、こどもの頃。
みなさんは、こどもの頃はどこを意識していたでしょうか。
おおよそ❝今ここ❞ではなかったでしょうか。

こどもの頃は、❝今ここ❞を一生懸命生きているだけであり、そこに少なくとも過去や未来の幻想はまだ抱いていなかったのではないでしょうか。
ですから、幻想に思い悩むことはなく、余計な心配や不安はさほど大人になってからしか、していないのではないでしょうか。

私たちは成長していくにつれ、自我による過去と未来への幻想的不安や心配に恐れを抱いてストレスになるわりに、実際には起きていないことがほとんどなのです。

先ほどもお伝えしたように、大人になるにつれて、不安や心配を重ねていきます。よほど楽観的でない限り、それは、社会の私としての生き方を見つめる限り、続くことなのです。
そして、外的要因による不安や心配、恐れに対処しようとするのです。
たしかに、自分の出来る限りを尽くすことは大切なのですが、多くは他人の意見に流されているために自分自身のことが分からないということも同時に起きてきます。そのために、最善を尽くそうとしたり、もっと楽に生きる方向性を見出そうとして、余計に苦しくなってしまうことが起きやすいです。

ただ、よく考えてみて下さい。

それは❝今ここ❞で、本当に起きていることでしょうか。

そして過去に終わったことを未来に予測していることもしばしば起きていますし、過度な負荷である場合は、その方のトラウマにさえもなりかねません。

大人になるにつれて、予測することが如何に大事なのかということを強調して教わりますが、そのために、かえって負担ばかりを抱えて心の余裕が持てなくなっていることにも気づかなければならないでしょう。

私たちは、そうした視点に囚われやすいということです。

ですから、そこを追及するということに意識を向けるよりむしろ、自分がどういう考え方に陥りやすいのか？その視点はむしろどこに向けて行動すればいいのか？そうした自分自身の性質をもっとクリアに持つことです。

それが出来れば、余計な不安や心配を持たずに済むでしょう。
そして、本来自分の持っている性質をどのように活かしていけば、大難を小難に出来るのか？
こうした自分自身の内面をもっと知ることが本当は重要なのです。
外的要因にいくら備えて対応していこうとしても、それでは、不安や心配は余計に募るばかりです。

ですから、その視点からではなく、本来の自分の在り方へシフトすると、結果的にもっと物ごとをシンプルにスムーズにしていくことになります。

魂のカルテには、あなたの人生に必要な条件、人間関係をスムーズにすることから、恋愛観や人生における強みと得意分野など22項目が詳細に記されています。

これは、あなたの魂のカルテです。
八百万の開運暦では数魂を見てその方の一通りの鑑定が出来るようになっていますが、これは厳密に鑑定を行うと分かりますが、あなたという方は、あなた以外にひとりも同じ方はいないのです。

これは、ひとりひとりがとても重要な人生の価値課題を持っていることであり、それをあなたが把握できているのかどうかは、とてもあなたの人生において重要なことなのです。

なぜなら、もちろんあなたがあなたの人生の舵を切る以外にはないからです。

① 守護神で分るあなたの本質

あなたの守護神についての概要がまず初めに集約されています。
本質については、神道の概念から「和魂」と「荒魂」で分けて解説します。

和魂（にぎみたま）は、平和的な側面を表し、神の優しい面を強調しています。

荒魂（あらみたま）は、荒ぶる魂を表し、厄災などもこれに当たります。

一見、和魂が良くて、荒魂が悪いという解釈にも取れそうですが、物事は常に表裏一体です。
良い作用となるときもあれば、そうではない作用が伴うこともあります。
ですから、事前にご自身の本質を知ることで、さまざまな出来事への向き合い方もこれまでとは違ってくるかもしれません。

② 古事記に基づく解説（守護神の特性）

八百万の神開運暦は、神々の神話における背景、そこに基づく特性をベースにお伝えしています。
そのため、あなたの守護神がどのような特性のある神なのかということを、理解することから始まります。

守護神に応じて、動画もありますので、合わせてご覧ください。

 

③ 総括

守護神から紐解くあなたの本質がまとめられています。
表面的に当たっているかいないか？というあなた自身の把握も仕方ももちろんありますが、そういえば思い当たるという節など、あなた自身を総括して俯瞰することに役立つでしょう。
そして、そんな自分自身をあなたはどう思うか？ということにも注目してみると良いでしょう。

一人として完璧な人はいません。
また、守護神が同じ方と出会っても、まったく同じ感性とも限りません。

あなたは、あなたのその本質が素晴らしい唯一無二の存在そのものであることを誰よりもあなたが理解することが大切です。

引き続き
ここからは、本質を分類ごとに分けて詳細に見ていきます。

④ 基本的な性格・気質

あなたが生まれたときに、基本的に備わっている性格や気質の特徴を男女それぞれ12のタイプに分類して説明しています。
これは生まれながらに持っているあなた本来の基本素質になります。とは言え、人は、この世に生を受けた時から、後天的環境（家庭・学校・職場・地域社会・友人・教育など）によって、影響を受けながら人生を過ごしていきます。この基本的な性格・気質と成長する共に備わった後天的環境が、あなたの個性を作っていきます。

 

⑤ 人生の目標と素質の強み（生きがい）

あなたが生まれながらに持っている「素質の強み」「自分らしさ」です。
今後、人生の目標を達成するために、これらを知り活用することで、目標に早く到達することが可能です。無理せず、自然とあなたの中からおもてに出てきやすい素質で、自分らしく生きることができます。

 

⑥ 人生の必要な条件と環境

人生で成功するためには、色々な「条件や環境」が必要です。このような条件や環境に身を置きチャレンジすることで、より成功に近づくことができます。

 

⑦ 人生における強みと得意分野

「自分には強みがない」「自分のここが弱み」と思っていることが、実はそうではないケースが多いようです。
あなた自身の「素質の強みと得意分野」を自覚することで、人生を送る上で自信を得ることができます。

 

⑧ 人間関係

あなたが本来持っている人間関係の素質になります。これを知ることで、スムーズな人付き合いやストレスのない人間関係を築くことができます。

 

⑨ うまくいく人間関係

内面の素質の違いから、うまく行く人間関係の法則があります。内面の素質が一致している場合はお互いが理解し合える関係です。

 

⑨ うまくいく人間関係

内面の素質の違いから、うまく行く人間関係の法則があります。内面の素質が一致している場合はお互いが理解し合える関係です。

 

⑩　人間関係をスムーズにするには
素質を知って、恋愛や仕事に活用することが可能です。
あなたに興味を持ってもらうことで、人間関係をスムーズにし、コミュニケーションがうまくいくようになります。

 

⑪　ビジネスでの人間関係
対面する相手や営業相手の素質を知り、行動することで、人間関係を良くしたり、仕事で成果をあげることが出来ます。

 

⑫　とるべき戦略と戦術
豊かで幸せな人生を送るためには、効果的な「戦略と戦術」が必要です。
あなたの素質に合った基本的な「戦略と戦術」をイメージして行動することで、あなたの可能性を更に広げることが可能です。

 

⑬　成功への行動指針
素質の特性を活かす「行動指針」をしっかり意識して行動することで、目標を達成し、成功することが出来ます。

 

⑭　行動特性
あなたの素質が持つ特徴的な行動パターンになります。
思考や行動傾向を知ることで、高い業績や成果につながっていきます。

 

⑮　仕事の役割
意識して目的を把握し、与えられた役割を成し遂げていくことで大きな成果を手に入れることが出来ます。

 

⑯　行動パターン
あなたがどのような行動パターンを持っているのか把握することが出来ます。
自分自身に客観的に向き合うことで、具体的な自己成長、願望達成に向かっていきます。

 

⑰　商品購入の意思決定ポイント
あなたが高価なものや家財などを購入するとき、どのようなことが「意思決定」になるのかが理解できます。

 

⑱　決断のスピード
何かを決断したり、購入したりするとき、直感で決めるかじっくり考えて決まるタイプかわかります。

 

⑲　自己管理力
何かをやろうとするとき、出来ることを前提として楽観的な考えで実行していくタイプかそれとも目的を達成するため、リスク（考えられる障害や気にかかること）を解決してから実行に取り掛かる慎重タイプかが分かります。

6月30日（金）【晦日　大祓式】
茅の輪をくぐって罪穢れを祓い、無病息災

・茅の輪くぐりの仕方
①一礼して茅の輪をくぐって左に回る。
②再び一礼して茅の輪をくぐり、今度は右に回る
③再び一礼して茅の輪をくぐり、また左に回る…8の字になる
④最後に一礼して茅の輪をくぐり、そのまま神前へ進んで参拝します。

※一般的な茅の輪くぐりの順序ですが、神社によって異なる場合があります。神社の方がそばいましたらそれに従うと良いでしょう。
半年間の罪穢れを祓う大祓式として、そして、このタイミングをしっかり自分と再び向き合う機会にしていただけたら、大変意味のある大祓式となること間違いなしです^^