牡牛座に木星が入るとどうなる?
木星は一つの星座に約1年かけて順行と逆行を伴い移動します。
今年5月17日からそれまで牡羊座を移動していた木星が牡牛座入りします。
木星は幸運の星として一般に知られています。
物事の発展、拡大をあらわす星として知られている木星ですが、これは必ずしもあなたが幸運と受け取れるかどうかでもあり、その逆も然り。
あなたがどう捉えて、どのように行動しているのかによってその物事が如何に動き始めるのかはとても重要なかじ取りになる期間でしょう。
単純にこれは良いことで、これは悪いことだという2極的観点にハマらないことが大切です。
受け取れるもの自体の本質を養うこと、視野が今まで以上に広がることを大事にしていただきたいと思います。
木星が牡牛座入りする特徴に、牡牛座を象徴する所有の豊かさとして、お金や資本的価値を示すことが多いのですが、それも一部として捉える方が望ましいでしょう。
もちろん、牡牛座の木星による影響で所有するもの自体の価値が拡大するということも含まれますが、あなたの本質的に持っている才能や価値、身体、五感によるものすべてに影響があります。
それは本質的に持っているあなた自身の心の豊かさが発揮されることです。
『幸せの青い鳥』を思い出して
私たちの悩みの発露は「今のままではいけない」と思うからです。
そしてそんな時ほど、今自分自身が持っているものに気付けないということも同時に起こっています。
なぜなら、自分自身の都合のいい範囲で解決するしかないと初めから思い込んでいることが少なくないからです。
そして、これは悩みの場合だけではなく、あなたの夢においても、あなたの都合の範囲で叶うことを理想、希望としていると思います。
もちろんその理想通りに叶うことは、なにより満足で優越なことはないかもしれません。
ですが、悩みにおいても、夢においても、それは思いがけずあなたの想像以上に、あなたに充実した人生のカタチを示してくれる可能性に満ちています。
木星が牡牛座に入る期間、一見不利に思えるようなことがあっても、一見落ち込むようなことなどがあっても、そんな時にこそ、あの「青い鳥」のストーリーのように、遠い視線ではなく、身近なところに舞い戻って欲しいのです。
そして、いかに当たり前のことであっても、感謝することを忘れないで下さい。
五体満足であること、家族が居る事、五感で感じられる豊かさ、そうした根本的なことに立ちかえることが出来るならば、あなたの問題と思って解決しなければならないことの視点もそんな時にこそ、純粋に自分に向き合えたり、あらたに他のアイデアを採り入れることを拒まずに受容できたり、あなたに手を差し伸べる周囲のお知らせなど当初の施策では思いもよらないヒントが見つかるかもしれません。
木星は私たちの視界に入る惑星の一つです。
今、あなたの目の前にある豊かさを信じ、大切にしましょう。
そして、この牡牛座にはあなたに革命を促す天王星もいっしょにいるのです。
ですから、あなたの持っていないものに執着して「ツイテナイナァ~」と悩むのはとても「もったいないこと」です。
天王星はあなたの才能や魅力をこの牡牛座の豊かさとともに引き出すことに、大いに発揮してくれるでしょう。
ですから、あなたが持っている価値、可能性を引き出すことをメインに行動することがこの牡牛座木星期間の大切なターニングポイントになるでしょう。
講師:守護神鑑定師 優花
▼プロフィール 1969年生まれ 大分県出身
OL、フラワーインストラクター、スクール主宰、コーチング、花屋経営、様々な経験・体験を生かし、お悩み相談、カウンセリングを守護神鑑定をベースに行っています。
◆日本オラクリティ協会 ・八百万の神カード・リーディング公認講師